フルパワー のリッターSS(大型バイク)はもう乗れなくなる
今回はフルパワー のSS大型バイクはもう乗れなくなる?ということについて書きたいと思います。
目次
大型SSバイクの国内モデルは今が黄金期
少し前までは逆輸入車を買わなければ国内モデルで200馬力のバイクは手に入りませんでしたが、各種規制の統一の関係で現在は国内モデルで200馬力近くのリッターSS(スーパースポーツ)が普通に販売されています。
この状況、当たり前じゃねえからな!
排ガス規制の流れ
現在ユーロ5と呼ばれる欧州の排ガス規制に相当する排ガス規制が国内のバイクにも適用されているようです。また、今後はユーロ6に対応するため、排気ガスに含まれる有害物質をより減らしたバイクを開発する必要があります。これは技術的にもコスト的にも非常に難しい問題となってくることと思います。この中でより馬力のあるモデルを作り続けることができるのか?気になるところです。
環境への対応から電動化の流れ
2035年までに二輪のガソリン車の新車販売は禁止になると、東京都の方針が出たようです。上記のユーロ6への対応も含めて、今後はガソリン車から電動バイクへと舵を切っていく方向になりそうです。
環境を破壊せずに、開発を続けていくというのは、ある意味SDGs(持続可能な開発目標)の一つになってくるのは間違いないでしょう。
電動バイク
MotoEのバイクは約160馬力、最高速度は270km/hとのことで、MotoGPのマシンよりスペックが低いのはもちろん、現状の市販されているSS以下です。
また、XEAM社から販売されているスポーツ電動バイクSR/Fのスペックは110馬力、最高速度200km/hです。
これは、電動化の技術がまだエンジンを上回ることが難しいということを示しています。つまり、現在発売されているフルパワーのリッターSSは今後、電動化の流れで生産されなくなり希少価値のあるものになってくると思われます。
ただし、電動でもここまでの性能を出せているということは、普通に公道で乗る程度の性能を出すには十分なレベルまできていると言えるでしょう。
MotoEの電動バイク
SR/F
まとめ
電動バイクの波はすぐそこまで来ている。
現状のようなハイスペックのエンジン式SSバイクは黄金期を迎えており、今後は環境対応に向けて厳しい状況となる。
フルパワーのSSバイクの国内仕様は実質存在する期間はそんなに長くない、もしかするとこれから後々プレミアがつくものになるかもしれませんね。