鈴鹿サーキットへの道2(レーシングスーツを探す。国内メーカー編)
鈴鹿サーキットへの道2です。
過去に記事にもしましたが、今年になって大型二輪免許を取りました。
次は大型バイクを買おうと思いますので、買ったらまた別の機会で紹介したいと思います。
今回はサーキット走行に必要なレーシングスーツ(ツナギ)について国内メーカーについて調べてみました。海外メーカーについてはまた次回書きたいと思います。
目次
はじめに
レーシングスーツも入門用からハイグレードなタイプまで様々ですが、今回はフルオーダーではなく、個人的に気になるメーカーで吊るしとよばれる既製品の中でもエントリーモデルでどのような商品があるか調べてみました。
国内メーカー
KUSHISTANI
KUSHITANIは1947年に革製品を扱う会社として静岡県浜松市に創業。国内で活躍するプロも使用しているメーカーです。
国産の牛革を使用し、肩、膝、肘にCE規格のプロテクターを装備したツナギK-0079XX ソードスーツ。エルボースライダー、ニースライダーは別売りで取り付けられるようです。肩はスライダーではなくワッペンのようなストレッチシールドというものが付いています。
フルオーダーは一般的に30万円くらいしますが、このモデルは定価16,5000円(税込)ということで、決して安くはないが良いものなのは間違いなさそう。
K-0079XX ソードスーツ
RS TAICHI
RS TAICHIは1975年にレーシングスーツ等を扱う会社として大阪府大東市に創業。ケビン・シュワンツ等の有名なライダーもタイチと契約していたようです。
エントリーモデルはGP-WRX R305。こちらもCE規格対応のプロテクターが入っています。肩、肘、膝にもスライダーがついているようです。画像を見る限り、ニースライダーともう一つ別の膝のスライダーがあるようで機能も高そうです。ニースライダーは別売りと思われます。
価格も17,3800円と他メーカーと同等くらいです。
GP-WRX R305
Hyod
HyodはRSタイチから2004年に独立し、立ち上げた会社で静岡県浜松市にあります。
こちらもプロが使用するメーカー。
エントリーモデルはNEO SPORTS PRO LIBER。HyodはプロテクターがCE規格に対応しているという表記はないですが、D3Oというイギリスの会社が開発した素材を使用しているのが特徴です。使用箇所はモデルによって異なるそうで、このモデルは具体的にどこに使われているかはよく分かりません。CE規格とD3Oのプロテクターはどちらが優れているかは気になる所です。エントリーモデルを大きく超えた装備と記載があり値段も相応に高く、18,7000円です。ちなみに、このモデルにはエルボースライダーはなく、ニースライダーは別売りです。
Komine
Komineは1947年に東京都台東区に創業し、自転車用品からはじまり、バイクメーカーを経てバイク用品を扱う現在に至ります。
ここは比較的コスパの良い製品をたくさん作っているので、コミネマンという言葉があるように、コミネ製品を利用している人も多いのではないでしょうか。
ここはオーダーのツナギは作っていないので、全て吊るしです。種類も現在は2種類で価格も変わらないです。最新モデルはS-53 Racing Leather Suiteです。価格は14,3000円と若干安いです。
また、プロテクター類はCE規格対応で、他メーカーでは全て別売りになっているエルボースライダー、ニースライダーやチェストパッド、バックプロテクターも付属しているので、私のような庶民にはありがたいです。
まとめ
Komine以外のモデルは、チェストパッド、バックプロテクター、ニースライダー等を別途購入する必要があるので、プラス3万円程度見ておく必要があります。
HyodはCE規格と比較できないので、保護性能がどの程度か不明ですが、どこも基本的な保護性能は同等ではないかと思われます。あとは革の硬さや動きやすさ等で違いがあると思いますが、これは現物を見てみないと分からない所もあるので、試着できるところで選ぶのが良いと思われます。なるべく低コストで抑えるならKomineのツナギはコスパが良さそうです。次回は海外メーカー品について書きたいと思います。